よく「22時~2時の間に寝ると成長ホルモンが出て肌が綺麗になる」と言われますが、これは本当でしょうか。
実は成長ホルモンがたくさん分泌されるのは入眠直後と言われていて睡眠後1回目のノンレム睡眠(約90分)の時です。
ということは成長ホルモンの分泌に時刻は関係ないと言えます。
成長ホルモンは私たちの身体をつくるために様々な働きをします。
・筋肉や骨をつくる
・代謝をよくする
・老化防止
などです。もちろん肌の代謝にも関わるので美肌作りには大切なホルモンと言えると思います。
成長ホルモン分泌のピークは13歳~17歳でその後は加齢とともに分泌量が少なくなってしまいます。
しかし、成長ホルモンの分泌を多くするためにできることはあります。
成長ホルモンは血糖値が低い状態になると沢山分泌されることが分かっています。つまり、寝る直前に食事をして血糖値が高いまま寝てしまうと成長ホルモンはたくさん分泌されない、ということです。
食事は寝る数時間前には済ませておくと良いですね。
他にも加圧トレーニングや筋トレなどの無酸素運動は成長ホルモンの分泌に必要な乳酸を多く発生させるのでおすすめです。
また、食事面では良質のアミノ酸を摂ることが大切です。成長ホルモンの分泌に大きく関わっている「アルギニン」というアミノ酸は免疫機能の強化、筋肉の強化などの働きもあり、大豆類、肉類、魚類、ナッツ類、ゴマなどに多く含まれています。
成長ホルモンは子どもの成長期だけでなく大人になっても積極的に分泌させたいですものですね。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
富山県高岡市駅南3-5-33
皮膚科神経内科 白崎医院
TEL: 0766-25-0012
HP: https://shirasaki-hifuka.com
LINE: @shirasaki-hifuka ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆