今回は赤ら顔について。
赤ら顔のお悩みを持つ方は意外と多いです。
メイクで隠せないほどの赤みは私自身も悩まされていました。
私の赤みの原因はニキビの炎症によるもので、その頃は正しいお手入れ方法も分からなくてメイクでなんとか隠せないかと悩んでいました。
エステティシャンになり正しいスキンケアを学んでからニキビも治まり赤みも徐々になくなって今では赤みを気にすることなくメイクを楽しんでいます。
赤ら顔で悩まれる方は年代の幅も広く長年症状が変わらない方が多いです。
赤ら顔には原因がいくつかあり、アプローチ方法も様々です。
「炎症による赤み」
ニキビやアトピー、アレルギーなどの炎症が原因の場合です。解決方法として、早めの治療で炎症を治し、その原因を見つけて取り除くことが大切です。
「酒さ」
血管が拡張したままになってしまう「酒さ(しゅさ)」という病気もあります。酒さははっきりとした原因は分かっていません。
酒さにはいくつか種類があり、症状・原因・治療方法も様々であるため、皮膚科を受診して酒さの症状にあった治療を受けましょう。
酒さの治療方法は3つ。
① 増悪因子を取り除くこと(紫外線・ストレス・刺激の強い食物・化粧品による刺激等)
② スキンケア(肌質・酒さの症状により異なる)
③ 薬物・物理療法(薬・レーザー治療)
これらの治療方法を正しく組み合わせることが大切です。
ここでは②のスキンケアについてご紹介します。
酒さの改善・予防のためにスキンケアはとても大切です。
肌質と症状によって具体的なスキンケア方法は異なりますので単純ではありませんが、共通することは洗顔・保湿・遮光が基本となることです。
洗顔はゴシゴシ強く擦らないですすぎをしっかり行い、タオルを顔に優しく押し当て水気をとります。
保湿では化粧水(角質層への水分補給)とクリーム(保護)がセットで必要です。化粧水のみ、では不十分です。
洗顔後は皮脂が取り除かれていてお肌が乾燥しやすい状態です。そのままでいると外界からの刺激(気温・湿度・細菌等)を受けやすくなります。酒さはそういった刺激でも悪化することがあるので、洗顔後は素早く保湿することも大切です。
最後に遮光について。
紫外線や日光は酒さを悪化させる要因の一つです。
日焼け止めを使って紫外線対策をすることが大切ですが、お肌がデリケートになっている場合、日焼け止め自体が刺激になってしまうこともあります。
その時はサングラスをかける、つばの大きい帽子をかぶる、日傘を使用するなど工夫しましょう。
お肌の悩みで多い「シミ・しわ・たるみ」とは違っていても赤みというのは意外と目立ってしまうため、気にされる方も多いものです。
正しいスキンケアと治療方法で改善を目指しましょう。
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