ワンランク上のメイクに仕上げるコントロールカラー

前回のブログにも登場しました「コントロールカラー」についてご紹介します。

コントロールカラーはとても便利なアイテムですが使用している人は少なく、コンシーラーとどう違うの?と思う方も多いようです。

コントロールカラーは肌色の補正によりシミやくすみ等の悩みをカバーしてくれるアイテムです。

 

コントロールカラーの特徴は広範囲の肌色の補正に適しています。

(顔全体がくすんでいる、赤みが気になる、顔色が悪い 等)

 

コントロールカラー自体のカバー力はそんなに強くありません。カバー力だけで比べるとコンシーラーの方がしっかりカバーしますのでポツンとできたシミやニキビ痕にはコンシーラーを使い、広範囲の肌色補正にはコントロールカラー、というように使い分けると良いでしょう。

 

コントロールカラーの使い方・選び方を悩み別にまとめてみました。

 

「赤み」 顔全体・頬・小鼻

ニキビ痕による赤みや小鼻の強い赤みなどにはグリーン、もしくはイエローのコントロールカラーがおすすめです。

グリーンは赤みの強い方に部分使い用として、イエローは赤みはそんなに強くないけど気になる・・という方におすすめです。

 

「くすみ・クマ」 顔全体・目の下

健康的な肌色に補正してくれます。

顔色がくすんで透明感がない時や小鼻の軽い赤みに適しています。

お肌の悩みが何なのか分からない・・と言う方もイエローを試してみると良いでしょう。

 

「血色が悪い・青白い」 顔全体・頬

色白で肌に血色がない方にはピンクのコントロールカラーが優しい印象にしてくれます。

 

「透明感がない」 顔全体

陶器のような透明感のある肌に仕上げるにはブルーまたはパープルのコントロールカラーです。ブルーのコントロールカラーは白くなりやすいので薄くつけるようにしましょう。また、もともと青白いお肌の方は更に血色が悪く見えてしまうことがあるのでブルーよりはパープルで透明感を出すと良いでしょう。

パープルのコントロールカラーは透き通るような透明感とエレガントな印象にしてくれます。

 

 

次にコントロールカラーの使い方です。

つける順序はこちらの通りです。

 

【順序】

①洗顔

②スキンケア

③日焼け止め(下地)

④コントロールカラー

⑤ファンデーション

⑥フェイスパウダー

 

ここからは具体的なつけ方です。

①手の甲に適量を出します。指で馴染ませてから顔に置いていきます。

※いきなり顔にのせるとつけすぎることがあるので注意。

②気になる部分に少量を置きます。指の腹でやさしくポンポンと叩き込むように馴染ませます。※伸ばし過ぎるとコントロールカラーの色味がなくなってしまいます。

③綺麗なスポンジでやさしく馴染ませて輪郭をぼかします。

④この後にファンデーションをつけていきます。

 

 

応用編ですが肌色の補正以外にもイエローやブルーのコントロールカラーをハイライトとして使うと立体感のあるメイクに仕上げることができます。

◆ Tゾーン(額の中心~鼻筋)と顎先・・・鼻筋の通った立体的な横顔をつくります

◆ 目の周り・・・目元を明るく、アイシャドウの発色が良くなります。

◆ 口角・・・口角が上がった印象になります。

 

 

ファンデーションの前に一つアイテムを加えるだけでワンランク上のメイクに仕上げることができます。コントロールカラーを上手に使えばお肌の悩みもカバーできて、立体感のある小顔を演出できます。

本来はお肌のトラブル(赤ら顔やシミ、くすみ等)を解決することが大切ですので、スキンケアや生活習慣を見直して健康で美しいお肌を目指しましょう。

 

 

 

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